階段よりはエスカレーターやエレベーターを利用することが多いなど、
身体を動かす機会を省略する「省エネタイプ」の人が多いようです。

腰を落ち着ける時には、
雑誌や新聞、
テレビのリモコン、
ティッシュペーパーや
お菓子、
果物まで自分の手に届く所に置くといった人が少なくありません。

身体を動かす事が少ない生活を続けていると、
身体の中でもっともエネルギーを消費する筋肉が弱くなります

全体にエネルギーを使う量が減って、
結果的に体脂肪を蓄積する事になります。

まさしく「モナリザ症候群」を地でいくような生活です。
日本語に訳すと、「大多数の肥満者は交感神経の働きが低下している」という事になります。

あまり動かないで生活していたら、
交感神経はますます働かなくなってしまいます。

世の中が不便だった時代は、
意識して身体を動かさなくても、
生活の中で身体を動かさざるを得なかったのですが、
現代社会の生活では身体はあまり動かさなくても生活が成り立ってしまいます。
(車しかり、パソコンしかりです。)

運動で消費するエネルギー自体はそれほど多くはないのですが、
それでも運動しなければ、その分のエネルギーは使われないで中性脂肪として溜め込まれる事になります。

運動不足の人は、不便だった昔の暮らしを見直すことも必要です

S.fuk
