前回のブログで、
肥満とは身長に対する体重の重さではなく、体脂肪率の問題であると書きましたが、
いつも体組成計を持ち歩く訳にもいきません。
一般的には、まずBMI(Body Mass Index)指数を計算して、
肥満かどうかを判定します。
世界でもっとも広く使われている肥満判定用の物差しで、
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)の式から算出します。

BMIによると、25以上5単位で肥満度1から2、3、4と上がっていきますが、
日本人の場合、
BMI30、肥満度2を越える成人はほんの2~3%しかいないと云われています。
(しかし、肥満度1と呼ばれるBMI25~30の人は約2300万人、全人口の二割強もいるのです
)

ところで、国内外の様々な研究からBMI22前後の人が、
もっとも病気にかかりにくいとして、
日本肥満学会では、BMI22を標準体重(健康体重)として推薦していますが、
男性と女性を同じ物差しで測るのは、
骨格や筋肉量の違いなどから、無理があるとして、
男性22、女性20
(健康体重BMI20、美容体重BMI19、モデル体重BMI18)に設定し推薦しています。

女性の皆さんは、
ご自分の身長×身長×18、19、20、21、22、それぞれで計算してみて下さい。



女性のBMI22が、いかに太めか解ると思います

S.fuk
