マラソンと体脂肪!

昔から歩く走るに代表される有酸素運動を30分ほど続けると、
体脂肪がメラメラ燃えるとよく言われて来ました。
しかし、最近の研究から、
このメラメラという表現は明らかに言い過ぎであり、
体力の限界近くまで無理して走ったところで、
実は体脂肪はチビチビとしか燃えないという事が分かってきました。
なぜなら、身体活動によって消費されるエネルギーは思いのほか少ないからです。
飢餓との闘いに明け暮れた進化の歴史の中で、
私達の身体は極めて少ないエネルギーでも効率よく運動出来る仕組みが完成されています。
例えば、
フルマラソンを約二時間半で走破すると2400kcal前後のエネルギーを消費しますが、
体脂肪1kgの中には約7200kcalのエネルギーが蓄えられています。
そこでもし、
食事を制限せずにマラソンという代表的な有酸素運動だけで体脂肪を1kg燃焼させようとすれば、
フルマラソンを三回も走らなければならない計算になってしまいます。
もちろん、炎天下でフルマラソンを走破すれば体重は2~3kgくらい簡単に減ってしまうかも知れません。
しかし、これは身体から水分が汗となって抜けた為で、
体脂肪はせいぜい330g程度しか燃えていないという計算になります。
つまり、有酸素運動だけで体脂肪を燃焼させる事は、ほとんど不可能であり、
まず食事をきちんと制限する事が大前提という訳です。
「食事が主で運動が従」というのがダイエットの大原則なのです。
S.fuk