私達は、食事で取り込んだ栄養素をエネルギー源にして生命を保ち、様々な活動をしています。

三大栄養素によって得られる熱量は「摂取エネルギー」といいます。

生命を維持し、日常の活動や運動を行う上で使われる熱量は「消費エネルギー」といいます。

摂取エネルギーは体内で消費されますが、余ると中性脂肪となり、脂肪細胞や肝臓に蓄えられます。

消費エネルギーが多ければ、中性脂肪は溜め込まれるどころか、どんどん分解・燃焼して、活動のためのエネルギーが不足しないように働きます。

また、血液中の糖質が減っても、肝臓や脂肪細胞に蓄えられている中性脂肪が分解され、エネルギー源として活用されます。

これは、食べ過ぎ飲み過ぎなどで摂取エネルギーが多過ぎると起こります。
また、摂取エネルギーが多くなくても、消費エネルギーが極端に少なければ肥満になる訳です。
