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急増する無自覚ダイエット被害者と無自覚肥満症
気づいてからでは遅いダイエット食品にまつわる健康被害

人生で最も大切なのは健康。決してお金で買えるものでもなく、
簡単に取り替えられるものでもありません。
しかし、今日本人は無自覚肥満症と無自覚ダイエット被害者で溢れているのです。
 


間違った知識のダイエットは危険!
リバウンドを繰り返すか、健康を害します
食べないで痩せる

絶食系ダイエット

食べないで痩せるのは当たり前です。しかし、人間はただ寝ているだけでも生命維持のためエネルギーを消費します(基礎代謝)。そして、日常の生活の中で消費するエネルギーもあります(消費エネルギー)。この最低限のエネルギーは食事から調達されますが、食べないダイエットは、これら必要最低限のエネルギーすら摂取することができません。その結果どうなるか?
内蔵機能が低下して体を壊します。
さらに、最もリバウンドをしやすいダイエット方法のため、以前よりも太りやすい体質になります。

飲むだけでOK

薬剤・サプリメント系ダイエット

飲むだけで痩せる。これほど危険なものはありません。いったいどんな成分が入って体重を落とすのでしょう? たとえば中国製ダイエット食品で865名が健康障害にあっていると厚生労働省に報告されています。また、副作用が強く、死亡者まで出ている商品も多くあります。たとえば中国製の「ダイエット茶」。医薬品であるセンナ葉やセンノシド、マオウ(麻黄)、エフェドリンなどが多く含まれ、その副作用で下痢が止まらなくなったり、肝臓障害で入院することになったり、死亡者が出た例もあるのです。たとえ痩せることができたとしても、それは健康な体を引き替えにするようなものといえるでしょう。

一つの食材だけを食べる

単品系ダイエット

フルーツ、こんにゃく、寒天、ゆでたまご、ダイエット飲料、ヨーグルト、きのこなど、一つの食材だけを食べ続けるダイエットがブームになっていますが、人間の体は一つの栄養素だけで維持できるものではありません。
ひとつの食品だけを食べ続けると、肌荒れ、抜け毛、骨粗鬆症、無気力、抵抗力の低下、ストレスなど心と体のバランスまで壊れてしまうのです。
ダイエットで大切なことは、痩せることで「健康になること」「キレイになること」ということを忘れないでください。


こんなダイエットは今すぐやめなさい
短期間に簡単に体重が落ちてしまうダイエットほど危険なものはありません。とくに輸入物の薬剤系ダイエット食品には、医薬品成分を含む「未承認医薬品」が含まれているため、どんな成分がどれぐらい配合しているかわからないのです。

よくあるのは中国製のダイエット茶。「漢方だから安心」と思われがちですが、これらには医薬品であるセンナ葉やセンノシド、マオウ(麻黄)、エフェドリンなど副作用が強く摂取量に制限がある薬品を、名前や含有量が伏せられて販売しています。どんな成分がどれぐらい入っているか分からずに飲むほど体にとって危険なことはありません。
軽い症状では、極度の下痢症になります。これがあたかも痩せるための効き目のように感じますが、実際には体脂肪が減ることはありません。
重症になると肝臓障害を引き起こし、入院したり、死亡するケースもあります。

※中国製ダイエット食品で865名もの人が健康被害にあっていると厚生労働省で発表されています。
http://www2.cc22.ne.jp/~hiro_ko/5-38chinadiet.html
http://www.hasima-city.gifu.med.or.jp/nichii/chinese-diet-suppiement.htm

太り過ぎは死に直結します
今、日本人の3分の2近くが「生活習慣病」で亡くなっています。生活習慣病とは、糖尿病、脳卒中、心臓病、高脂血症、高血圧、肥満などを総称した病名で、そのうちの高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満は、生命を脅かすほど非常に危険な病気で死の四重奏ともいわれています。
また最近では、こうした生活習慣病を併発している「メタボリック症候群」が急増し、警告が呼びかけられています。
「メタボリック症候群」とは、「肥満、耐糖能異常(高血糖)、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症、高血圧」などの生活習慣病が3つが重なっている人のことをいい、とくに40代以上の中高年層が増えているといわれています。
発症者は、長年高カロリー・高脂肪の食生活と運動不足の生活を続けている人々が多く、予防治療として低カロリーで健康的な食生活と適度な運動を呼びかけています。
死因別肥満者の死亡率 標準体重者 糖尿病 肝硬変 虫垂炎 胆石 慢性肝炎 脳出血 心疾患 自動車事故 自殺 結核

あなたも肥満予備軍・糖尿病予備軍かもしれない
国民全体で肥満者が増えています。肥満症 男性 現状38.4% 女性 現状34.0%

主な疾病の総患者数の年次推移(千単位)資料:厚生労働省「患者調査」(平成15年発表)糖尿病が強く疑われる人 約7,400 糖尿病の可能性のある人 約8,800 高血圧患者 糖尿病患者 糖尿病予備軍 心臓病患者 脳卒中患者 がん患者

生活習慣病はなぜ増えたのでしょう?多くは食生活や生活スタイルの変化にあると言われています。とくに食生活は欧米スタイルになり、肉食中心という人がほとんど。また、高カロリーのファーストフードやインスタント食品も日常食となり、ときにおやつ代わりに食べている人もいます。
その結果、今や成人・子供を含めると約2300万人が「肥満症」となり、そのうちの約740万人は糖尿病と診断されています。しかし、もっと恐ろしいのは糖尿病予備軍といわれる人が880万人もいるといわれていること(厚生省2002年調べ)。多くの人が「肥満予備軍」「糖尿病予備軍」であるという事実に気づいていないのです。


過激ダイエットは健康な体を蝕む
「痩せたい」と思う人がたくさんいます。そして、さまざまなダイエット方法が紹介されています。
問題は基礎知識もなく、それらのダイエット情報を鵜呑みにしてしまうことです。
体に必要な基礎代謝消費エネルギーを全く考えずにダイエットをするをすることが、体にとってどれだけ危険なことか知らずに続けている人がほとんどなのです。
こうしたダイエットは、リバウンドを繰り返します。また、過激すぎるダイエットは体を壊し、入退院をくり返すことになったり、摂食障害に苦しむことになります。最悪のケースでは死に至る場合もあるのです。
人間がもっとも大切なことは健康であること。
それには正しいダイエットの知識と理論が必要なのです。






高タンパク質ダイエットで死亡者60名

このほかにも、一見、体に良さそうなダイエットが実は体に致命的ダメージを与えてしまう危険なダイエットもあります。
そのひとつが「タンパク質ダイエット」。
20年ほど前に全米で大流行した「ラストチャンス・ダイエット」というのが代表的で、液体プロテイン(タンパク質)だけを多量に摂取して食品のカロリーを熱として発散させるというもの。タンパク質は体に必要な三大栄養素のひとつであることから「健康的に痩せられる」と大ブームになったのです。
ところがタンパク質を大量に摂取すると結果的に脂肪も多く摂ることになり、減量効果にはあまり結びつかないダイエット方法でした。
しかも、この「ラストチャンス・ダイエット」にチャレンジした人のうち約60名が心臓発作による突然死で死亡するという恐ろしい結果をも残してしまいました。さらに恐ろしいのは、現在でもこうしたタンパク質(プロテイン)を飲むダイエットや単品ダイエット、偏食ダイエットが手を変え品を変えて登場していること。
特定の食品に限らず、一つのものだけを食べるダイエットは体のバランスを崩す原因になります。
「健康そうだから……」と安易に始める前に、まずはバランスのよい食生活を。これこそが真の健康を手に入れながら痩せられる方法なのです。

超低カロリー食品ダイエットは病人食!
機能性栄養食品として大人気になっている超低カロリーダイエット食品も、使用方法によっては非常に危険なダイエット方法になります。
とくに体にとって必要な栄養素をバランスよく配合しながらカロリーは控えめにしているという機能性栄養食品は、一見効率よく、そして健康的に体重を落とせるような印象を持ちますが、もともとは100kgを越す肥満者を入院させて医師が体調に合わせて利用する減量食だったもの。栄養補助食品として利用するのなら問題はありませんが、通常のダイエットを目的に一日の食事を2食または3食すべてこの機能性栄養食品にしてしまうのは危険なのです。

どんなダイエットでも過度にすれば「痩せる」ことはできるかもしれません。しかし、それは健康を引き替えにするものかもしれません。そして、その体重を維持することができない可能性が高いものばかりというのをお忘れなく。



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